1000年美しく生きる
代表取締役
山田 章造 様
薬剤師として20年以上の経験をお持ちであり、主として商品開発を統括されています。ご経歴として、大手企業でのバイヤー、調剤薬局10店舗の経営、医療コンサルティング事業などがおありのため、美容という枠にとどまらず、医療業界についても多くの知見をお持ちです。なお、変わったご経歴として、ロンドンで2年間のヘアメイク経験がおありです。
ー事業紹介
「100年美しく生きる」をコンセプトに、医師2名・薬剤師15名のメディカルチームで健康食品や化粧品の開発を行っています。現代には想像以上に有害物質が蔓延しており、良質の食事やサプリメント・化粧品を摂取してもその効果の妨げとなるため、原因の除去となるファスティング・デトックスから一貫した対応を重視しています。
事業としては、D.ファスティング・化粧品・サプリメント製造開発・エステティックサロンがメインです。そのほかに、外部企業の商品の企画・開発をするOEM事業も行っています。
ー過去にあった危機とその克服
危機という表現が適切かは分かりませんが、やはり同業他社は数多くある業種です。その中で優位性を獲得するために、常に多くの施策を講じてきました。
お客さまに訴求できるような商品・サービスにするために、自社内はもとより、外部とも連携して常に新しいことにトライすることを継続しています。
ー社長が大切にされていること
お客さまには、一時的なサプリメントの摂取にとどまらず、根本的なところから健康で美しく過ごすことができる日々を送っていただきたいと考えています。そのためには、デトックスを行いながら、私たちの良質な商品を使ってもらい、さらに、リバウンドしない身体づくりのプログラムを継続いただくことを重視しています。
一過性のサービスでは、真の健康と美しさをご提供することはできないので、時間をかけてお客さまにご満足いただくことを大切にしています。化粧水を入れるときはまず洗顔をし、トリートメントするときはまず髪を洗いますよね。身体のケアを考えた場合はサプリを入れるばかりではなく、『出すこと』つまりデトックスがとても重要です。
ー社長にとって経営とは
良いノウハウとアイデアは、会社の経営を発展させていくうえでとても重要なことです。クリエイティブの源泉として、社内だけでなく社外との連携も重視しています。
例えば、化粧品では、社内のメディカルチームだけでなく、有名大手企業で化粧品原料を専門に扱っていた方を顧問としてお迎えし、その結果として、新商品「Pure’rism」の開発に成功しました。
また、鹿児島に関するテーマでは、「焼酎の搾りかす」から必要な成分を抽出したボディークリームの企画・製造までを行い、鹿児島の酒造会社様にご提供させていただきました。
ー「よかルート」へひと言
鹿児島の医療業界でも人材が不足しています。その中で、紹介業者として雇用継続に注力されていて、特徴でもある定着率を上げるための福利厚生的な取り組みは非常に面白いと思います。そのことにより、地方医療の雇用と安定にもつながりますので、是非とも頑張ってください。
インタビュアーの声
常にアンテナを張り、時流を捉える姿勢を強く感じました。SNSの発展によりインターネットを通じて異業種の方がこの業界にも参入するようになりましたが、これまでのBtoBからBtoCへビジネスモデルの変化が可能になり、むしろ多種多様な商品を展開できるチャンスと捉えるべきとのお話が印象的でした。