夢を描き
夢を追い求める
代表取締役
緒方 祥之様
52歳で脱サラされ、FCで塾をされておりましたが、「普通の塾では子どもたちは夢を持てない」という思いから、自ら塾や現在の支援事業を立ち上げられ、鹿児島大学協力のもと、社長自ら教育プログラムを構築されました。「子どもたちに夢を持たせるドリーム事業」として感動や達成感を実感してもらい、夢いっぱいの人間になってもらいたい、と子どもたちの夢や将来を常に考えていらっしゃる社長です。
ー事業紹介
未就学の子どもを対象とした児童発達支援事業と、日常生活に何らかの困り感があり、支援を必要とする子どもを対象とした放課後デイサービス事業に取り組まれております。令和6年11月1日より新たに3つ目の施設を開設されました。
教育プログラムは緒方社長自らが構築されたもので、子どもたちが「職業」ではなく「生き方」を夢にできるように、感動する心を育てて夢にできるようにという社長の思いがこめられています。
ー過去にあった危機とその克服
やはり人手不足ですね。職場の文化が出来る前は、場を乱すような人もおり、軋轢が色々ありました。
子ども相手の仕事ですので、明るく、子どもたちと目線が同じでありながら、尊敬される・頼りにされるような素質のある人が私たちの理想ですが、まずは人数を増やさなければならない。しかし、いろんな人がいますので、みんながどう思っているのかを経営者として把握していくことがなかなか難しいことではありました。
今は徐々に職場の文化が出来上がってきたことで、子どもたちに尽くそう・子どもたちのことを大事にしようという思いを強く持ってくれているスタッフたちが集まり、一丸となって頑張ってくれています。
ー今後企業として目指す先
現在未就学児から高校生まで受け入れをしていますが、発達の状況によって社会にでることが大変な子どもたちもいます。ゆくゆくは就労支援の事業も始めたいと思っています。
自らの努力で、「自分はこんなにできるんだ」と夢を持って働けるようになってほしい。
子どもたちが社会に出たあと、自分たちの人生をどうするかを考えられるように、社会に馴染んでいけるようにフォローしていきたいのです。
その支援をしていくために、今後事業所も5つくらいまでは増やしていきたいと思っています。
ー社長にとって経営とは
ドリームという理念のもと、子どもたちのことを考えて一生懸命取り組むことが、一番エンジョイしていることです。経営と言ったらお金のイメージですよね。もちろん従業員のために最低限は必要ですが、お金よりも子どもたちの成長を実感できることが私にとって一番の報酬なのです。
ー地元で頑張る若者へ一言
子どもたちが社会に出て、夢を持って社会の中で活躍できるように、みんなで考えなくてはならない時期ではないでしょうか。 我々はそこに全力を尽くしている会社です。
インタビュアーの声
子どもたちのことを深く考え、愛情を持って事業に取り組まれていることがとても伝わってまいりました。緒方社長が構築された教育プログラムは、子どもたち本人が自分の成長を実感できるもので、不登校の子が複数人学校に通えるようになったり、同業者から「ノウハウを教えてほしい」と声がかかるほど素晴らしいものです。
常に中心には「夢」があり、緒方社長自らも夢に向かって楽しくご経営をされていらっしゃると感じました。